T.T さん/2021年04月入社
早稲田大学 先進理工学部応用化学科
もともと研究を続けたいという思いが強く、アドバンテックであればその希望が叶うと感じました。また、特定の分野にとどまらず、さまざまな分野に関わることができる環境があると知り、自分の視野やスキルの幅を広げられると考えたことも、アドバンテックへの入社の大きな決め手になりました。
植物由来の持続可能な原料から、微生物の力を使ってバイオエタノールという燃料をつくる研究をしています。フラスコレベルの基礎実験からラボスケールの培養槽を使った実証実験まで、様々な実験装置を使って微生物の活性や生産性の向上のを研究しています。 HPLCやGC-MSなどの他にも、粘度計や粒度分布計など、少し変わった装置を使って反応槽の経時変化を観察し、よりプロセスを長期間安定的に稼働させる方法を探索しています。
正社員を目指すうえで特に意識していたのは、自分が出した実験データに責任を持つことです。ミスがないか丁寧に確認し、根拠を持って説明できるように心がけました。また、指示を待つだけでなく、自分なりに考察したり、新しい実験方法を提案したりすることも意識しました。常に自発的に動く姿勢を大切にしてきたことが、評価につながったと感じています。
後輩へのメッセージ
正社員を目指すうえで、特別なことをしようと焦るよりも、まずは目の前の仕事を丁寧に、確実にこなすことが大切だと思います。挨拶や報連相、実験や業務の基本的な作業など、一見当たり前に思えることをおろそかにせず、着実に積み重ねる姿勢が信頼につながります。小さな積み重ねが、結果として大きな成長や評価に結びついていくはずです。