分析化学技術者養成コース
化学分析の基礎の習得を目的としたプログラムです。
多岐にわたる研究関連業務において、業務をスムーズに遂行していくための基礎知識の習得や、一人ひとりのレベルに応じたスキルアップなどを行います。短期間で無理なくできる充実した研修です。
説明会や体験研修も随時開催しております。
研修プログラム概要
この様なニーズに対応しています
・分析技術における不安を解消したい
・計画や時間管理、安全管理など、実験を行う上で必要な知識を身につけたい、身につけさせたい
研修内容
研修センターにより受講内容が多少異なります。
1日目
- 講義
-
- ①基礎化学
- ②HPLC原理
- ③HPLC装置
- ④定性・定量分析
- ⑤バリデーション(信頼性)
- ⑥食品分析法
2日目
- 講義
-
- ①GC原理
- ②GC装置
- ③実験マニュアル [講義]臨床開発概論
- ④実験を安全に行う前に
3日目
- TLC(薄層クロマト)実習
-
- 容量分析(滴定)実習
-
4日目
- 吸光光度分析実習
-
- ①pH緩衝液作成
- ②お茶中のポリフェノールの定量または色素の定量
5日目
- HPLC(島津社製)実習
-
- ①HPLC装置・操作法の説明
- ②分析条件の最適化
- ・移動相組成を変化
- ・保持時間の変化
- ・グラジェント法
- ・パラメータの理解
- ③p-ヒドロキシ安息香酸エステル4種(パラベン)の分離(定性分析)
6日目
- HPLC(島津社製)実習
-
- ①カフェインの定量
- ・絶対検量線法の習得
- ・標準試料の調製、希釈操作
- ・実試料(緑茶、紅茶、コーヒー)の前処理法
- ・検量線の作成
- ・ソフトウェア(LCSolution)操作法の習得
7日目
- UPLC(Waters社製)実習(定量分析)
-
- ①UPLC装置・操作の説明
- ②ソフトウェア(Empower)の説明
- ③多波長UV検出器の説明
- ④インスタント緑茶中のカフェインの定量
- ・試料の前処理
- ・信頼性確認(SST)面積より標準偏差と相対標準偏差を算出
8日目
- UPLC(Waters社製)実習(定量分析)
-
- ①医薬品(解熱鎮痛剤)の成分定量分析
- ②多波長UV検出器(PDA)の利用
9日目
- GC(島津社製)実習
-
- ①キシレンの定性分析
- ・GC-FIDによる化合物の同定
- ・ソフトウェア(GC Solution)操作法の習得
- ・面積百分率法、修正面積百分率法による濃度計算
10日目
- GC(島津社製)実習(定量分析)
-
- ①チモールの定量分析
- ・信頼性確認(再現性、分離度)
- ・内部標準法の習得
- ・標準試料の調製、希釈操作
- ・検量線の作成
- ・ソフトウェア(GC Solution)操作法の習得
研修要領
受講対象 |
化学分析に関する基礎知識・実務の習得を目指す方 |
期間 |
通い10日間コース※経験・スキルによりコース内容の一部変更なども可能です。詳しくは受講希望のセンターまでお問合せ下さい。 |
開催時間 |
9:00~17:00 |
受講費用 |
東京・大阪・福岡研修センター・・・10日:15万円※税別 |
開催場所 |
東京研修センター
大阪研修センター
福岡研修センター
開催場所はこちら
|
お申し込みフォーム
以下の項目にご記入の上、最下部の[送信]ボタンを押してください。
お申し込み後、弊社より受講手続き完了のご連絡、および日程に関する確認のご連絡をさせていただきます。
(*が付いている項目は必ず入力して下さい)