巣立った先輩社員の声INTERVIEW

M.F さん/2014年06月入社
神戸大学 農学部 資源生命科学科

アドバンテックの研修で学んだことを活かして、働くことで広がる楽しさ

M.F さん/2014年6月入社 神戸大学 農学部 資源生命科学科 アドバンテックの研修で学んだことを活かして、働くことで広がる楽しさ

当社を選んだ理由

当社を選んだ理由

研修制度がしっかりしていて、基礎から手技を身につけることができる環境であることが一番の魅力でした。
また、どこかの企業の正社員になることを前提としているところも魅力的でした。面接から日常業務にいたるまで、様々なお世話をして頂けるので、仕事に集中できる環境にあるところもいいところでした。

現在の仕事内容

現在の仕事内容

ジェネリック医薬品の分析をしています。
主に、普段製造している製剤の処方変更やスケールアップ検体の分析をしています。
製剤になる造粒工程での粉の粒度分布の試験、混合工程における含量均一性試験、打錠工程における含量均一性試験、その後、皮膜をまいたあとにどのように胃の中で溶けだしていくかを調べる溶出試験を行っています。
普段の品質管理業務で行う反復数より多く行い、サンプリングポイントによって製剤のばらつきがないかを調べるための試験になっています。
また、製剤の溶出の4液性の挙動プロファイルも行います。
様々な時間で、胃の中で製剤が溶け出すことをイメージした溶出試験のサンプリングを行い、先発製剤と差がなく、生物学的に同等であるかどうかの試験を異なるpHの液で試験し、ガイドラインに基づいて判定を行います。
その他は、研究部門や他社、海外との技術移転、不良品と保存検体の比較試験を行ったりしています。

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

転籍・直接雇用になる為に心掛けたこと

まずはわからないことは素直に聞くことを習慣づけました。
試験方法や内容はもちろんのこと、それ以外に、片付けの方法や空いた時間にすることも聞くようにしました。
そうすることで、試験のコツや、時間短縮の方法が身についたり、空いた時間でだれかを手伝うことで、コミニュケーションがとれたりして、なじむのが早くなった気がします。
ある程度慣れてきたころからは、自分でどれくらい時間がかかるかを把握して、自分がどこまでできるかを調べたりしました。
他には、先輩がしていることを自主的に勉強して、質問して教えて頂いたり、試験結果がおかしかったり、試験製剤がおかしかったりしたときに、なにが原因なのか考えて検証したり、様々な部門の人の話や考察を聞いてまとめて、先輩や上司と話をしたりしました。
なにか起こった時に、自分なりに考えて、話を聞いてもらい、できることが増えたことが大切だったかなと思います。

後輩へのメッセージ

化学分析のことなんてなにもわからなかった私が今、ジェネリック医薬品の会社で働けているのは、アドバンテックの研修で基礎をきっちり教えて頂いたおかげだと思います。
実際に仕事で使うことも多かったし、座学から学び、少し自信がついたことで弾みがついた、というのもあります。
けれど、それ以上の知識や技術を身に着けるのは、自分の意欲と好奇心だと思います。
与えられた仕事だけしているのは楽ですが、難しいこと、わからないことに挑戦して、自分のできなかったこと、わからなかったことが解決したり、自分の手技や精度が上がったりするのが、今、私は楽しいです。まだまだ社会人としては駆け出しですが、この気持ちを忘れずにこれからも働きたいと思うし、働く人がみんな自分なりの楽しみを持って働ければいいなと思います。